2024年11月16日(土)から11月24日(日)までの9日間、タイ旅行の回想録を今更だが2025年4月24日に記す。
実は2024年の10月末に上海経由でのバンコク・アユタヤ・パタヤをA社長を案内して回ったコースとほぼ同じであるが、その時の旅はまるで別であるため、ここでの紹介はしない。
しんちゃんの日記として、相棒となりつつある訪タイ歴3度目、O氏を連れての旅の回顧録です。
往路 11月16日(土) 新千歳空港 13:30発 ~ 上海浦東国際空港 17:00着 中国東方航空 MU280便 39VIPLoungeで食事後 上海浦東国際空港 21:15発 ~ タイ・スワンナプーム国際空港 翌0:55着 MU547便


上海乗継時、通常中国では到着後ネットが繋がらないのだが、私は楽天最強プランを契約しているため海外で2GB追加設定なしでそのまま使える。タイ滞在時ではさすがに2GBだけでは不安なので、事前にAISタイ8日間のSIMカードを事前に1人1枚、約1000円で購入し準備済みである。
この時もプライオリティパスカードと搭乗券を用意して、iPhoneでプライオリティパスで利用できるラウンジ「39VIPLounge」の場所を検索確認して向かいました。ネットが使える使えないとでは、たどり着くのに雲泥の時間差が生じます。
「プライオリティパス」とは、世界中の空港ラウンジを利用できる会員制サービスで、145か国以上600以上の都市で、1700か所以上のラウンジが利用可能です。会員になるとラウンジ内で食事やスイーツ、お酒や飲み物を楽しみ、リラックスできる空間で過ごすことができます。
私の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスでは年会費22,000円でプライオリティパス対応ラウンジであれば無料で使い放題となります。
通常1回ラウンジ利用すると約3,300円ほど料金がかかりますので、今回は往路1回、復路2回を利用予定ですから年間3回訪タイする私にとって非常にお得なのです。現在はプライオリティパスはデジタル会員証となっておりますので、お持ちの方は早めにデジタル会員証の申し込みをしましょう。



タイ・スワンナプーム到着後、タクシーで「バンコク アラワナ リージェンシーパーク スクンビット ホテル」で深夜チェックイン。バンコクでは、このホテルで2泊します。2024年11月17日(日)早朝、睡眠時間が短く浅くとも「大好きなタイに来た高揚感」に後押しされて「MRTスクンビット駅からバンスー中央駅まで」、「クルンテープ・アピワット中央ターミナル駅から鉄道でアユタヤ駅」へ到着、世界遺産アユタヤをレンタルバイクを利用してO氏を案内した記憶を紹介します。






ワットマハタートの神秘的な雰囲気、ワットプラシーサンペットの壮麗さ、そして日本人町と山田長政の足跡を辿る旅の記憶を思い返して、皆様に伝わるように心を込めて綴りますね。
古都アユタヤを巡るタイムトリップ – 悠久の歴史と異文化の交差点
2024年11月17日、私はO氏とともにタイの古都アユタヤへと旅立ちました。バンコクの喧騒を離れ、悠久の歴史が息づくこの地で、忘れられない時間を過ごしたのです。
朽ち果てぬ信仰心 – ワットマハタート
アユタヤ観光で最も印象的だった場所の一つが、ワットマハタートです。かつて王室寺院として栄華を極めたこの寺院は、ビルマ軍の侵攻によって破壊されましたが、その廃墟には今もなお、人々の信仰心と歴史の重みが深く刻まれています。
特に有名なのは、木の根に埋め込まれた仏頭です。静かに微笑むその表情は、時の流れを超越した神秘的な美しさを湛えていました。自然と信仰が織りなすこの光景を前に、言葉を失い、ただただ静かに佇んでいたのを覚えています。
崩れ落ちたレンガの壁、苔むした仏像の数々… それらは、かつての壮麗さを偲ばせると同時に、盛者必衰の理を静かに物語っているようでした。夕暮れ時には、オレンジ色の光が遺跡全体を優しく包み込み、より一層物悲しくも美しい雰囲気を醸し出していました。
王国の威光を今に伝える – ワット プラシーサンペット
次に訪れたのは、三つの巨大な仏塔が印象的なワットプラシーサンペットです。かつて王室の儀式が行われたこの寺院は、アユタヤ王国の威光を今に伝える貴重な存在です。
青い空の下にそびえ立つ均整の取れた三つの仏塔は、遠くから見ても圧倒的な存在感を放っていました。それぞれの仏塔には、かつての王様の遺骨が納められていると言われています。
広大な境内をゆっくりと散策しながら、当時の繁栄に思いを馳せました。精巧な装飾が施された壁の一部や、 遺跡である基礎部分や遺構からは、かつての壮麗な伽藍を想像することができます。
異郷の地で生きた証 – 日本人町と山田長政
アユタヤには、かつて多くの日本人が暮らしていた日本人町の跡地も残っています。シャム(当時のタイ)との交易に従事した人々や、傭兵として活躍した武士たちが、この地にコミュニティを築いていたのです。
その中でも特に有名なのが、山田長政です。彼は、徳川家康の家臣でしたが、1612年頃に朱印船にてシャムのアユタヤ王都に渡り、王朝で大きな功績を挙げ、一時は一国の長にまで上り詰めました。
日本人町の跡地には、長政を祀る祠や記念碑が建てられており、異郷の地で活躍した彼の生涯を偲ぶことができます。遠い故郷を離れ、異文化の中で生き抜いた彼らの情熱と勇気に、深い感銘を受けました。
アユタヤの街を歩いていると、歴史の断片がそこかしこに散らばっており、まるでタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。破壊された遺跡の中に息づく人々の祈り、異文化との交流の歴史… アユタヤは、単なる観光地ではなく、過去と現在が交錯する生きた博物館だと感じました。
いつかまた再びこの地を訪れ、さらにゆっくりと時間をかけて、深くアユタヤの歴史と文化に触れたいと思っています。
いかがでしたでしょうか?この回顧録が、アユタヤの魅力と、旅の記憶を少しでも伝えることができれば幸いです。またバンコクへの帰路も鉄道で車窓を眺めながらの素晴らしい1日となり、O氏も感動しておりました。





アラワナリージェンシーパークスクンビットホテルの2泊目、心地よい疲れもありぐっすり眠れることができました。2024年11月18日(月) ホテルをチェックアウト後、バンコクBTSエカマイ駅へ到着、エカマイバスターミナルから高速バスにてしんちゃんの聖地「楽園パタヤ」へいよいよと旅立ちました。パタヤではベストビーチヴィラにて6泊です。
パタヤの楽園回顧録:6泊のベストビーチヴィラホテルと忘れられない光景
常夏の太陽が照りつけるタイ、パタヤ。あの喧騒と活気が入り混じる街で過ごした6日間は、今でも鮮やかな記憶として私の心に刻まれています。特に、予約したベストビーチヴィラホテルは歴史あるホテルで古さは否めませんが施設すべてフルリフォームしたばかり、立地も申し分なく、まさにコスパ最高の楽園ホテルでした。
夢のようなベストビーチヴィラホテルのステイ
ビーチロードからベーチへ目を向けた瞬間、目の前に広がるプライベートビーチとどこまでも続くエメラルドグリーンの海!波の音だけが聞こえる静寂、そしてビーチサイドで過ごす贅沢な時間。朝はテラスでゆっくりと朝食を楽しみ、夕暮れ時には水平線に沈む夕日を眺めながら、心地よい潮風を感じる。そんな夢のような毎日が、パタヤでの滞在を特別なものにしてくれました。ホテルスタッフの温かいホスピタリティも忘れられません。タイ語の優しい挨拶と笑顔に、心から癒されました。
賑わいの中心地、ターミナル21とビーチロード
ホテルでの静かな時間とは対照的に、パタヤの中心部は常に活気に満ち溢れていました。特に印象的だったのが、様々な国の都市をテーマにした巨大なショッピングモール、ターミナル21です。エッフェル塔やピサの斜塔など、各フロアを歩くたびに異なる国を旅しているような気分になりました。フードコートで味わった本格的なタイ料理の数々も、忘れられない味です。
そして、夜になると一層賑やかになるビーチロード。屋台から聞こえる活気ある声、煌びやかなネオン、そしてどこからともなく聞こえてくる音楽。そぞろ歩きをするだけでも心が躍りました。海風を感じながら、地元の人や観光客で賑わう通りを散策するのは、パタヤならではの体験でした。
衝撃の出会い、ワニと豚の丸焼き
パタヤでの思い出として、少し衝撃的だった出来事もいくつかあります。屋台で見かけたワニの丸焼きは、その迫力に息を呑みました。焼かれてるとはいえ、間近で見るワニの姿は強烈な印象を残しました。味はちょっと固いチキン風で美味しい(アロイ)です。
また、同じく屋台で目に飛び込んできた豚の丸焼き。香ばしい匂いが漂い、その豪快な姿はまさに圧巻でした。地元の人たちが美味しそうに頬張る姿を見て、私もついつい手が伸びてしまいました。外はパリパリ、中はジューシーで最高に美味しい!(アロイマーク!)忘れられない体験となりました。







回顧録を綴って
パタヤでの6日間は、美しい自然、賑やかな街の喧騒、そして少し刺激的な体験が混ざり合い、私の心に深く刻まれました。ベストビーチヴィラでの至福の時間は、日々の喧騒を忘れさせてくれる特別なものでした。ターミナル21やビーチロードでの活気、そしてワニや豚の丸焼きといった珍しい光景は、旅の記憶をより鮮やかに彩ってくれます。
いつかまた、この魅力的な街を訪れ、同じように心惹かれる体験をしたいと願っています。パタヤ、ありがとう。そして、また来年の2025年のいつの日か。



2024年11月23日(土)正午にホテルをチェックアウト、昨夜予約したベルトラベルのロットゥに乗り込み、パタヤ北バスターミナルへ、そこから高速バスでスワンナプーム国際空港へ向かった。空港到着後、出発まではお決まりのミラクルラウンジでディナー、夜中に上海到着だが朝6時にはラウンジが開く、朝食で腹ごしらえだ。
復路 11月23日(土)スワンナプーム国際空港19:55発 ~ 上海浦東国際空港翌1:20着 中国東方航空 MU8610便 39VIPLoungeで朝食後 上海浦東国際空港 8:20発 ~ 新千歳空港 12:30着 中国東方航空 MU279便
11月24日(日)O氏と共に札幌の自宅へ無事に帰国。札幌は雪で真っ白だ。これから厳しい季節となるのだが・・・ さぁ、来年のために仕事をしよう。これが人生のモチベーションにつながるのだ。
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